県南地方を代表する観光名所の須賀川牡丹園。桔棒の創刊に携わった柳沼破籠子は自宅の庭の牡丹園を多くの人に見てもらおうと手入れし、拡大して今日の牡丹園の土台をつくった。
例年牡丹の頃、5月の第2日曜日開催する句会で、牡丹焚火俳句大会とともに桔槹吟社の二大行事のひとつである。
美しく咲いてくれた牡丹への感謝を込め、牡丹の枯枝、梢を焚いて供養するのが牡丹焚火。例年11月の第3土曜日に開催する。桔槹吟社の二大行事のひとつ。火入れ式は須賀川市長、牡丹園保勝会理事長、ゲスト選者、吟社代表などが行う。牡丹焚火は昭和53年に初冬の季語として採用され、全国から多くの俳人が来訪するようになった。
若者が俳句創作を通して豊かな感性を発揮し自己表現する機会を作ること
により、地域の活性化と文化の向上に寄与することを目指して,平成25年より福島県教育委員会と福島県高等学校文化連盟の後援を受け、県内の高校生を対象に開催していた。
例年6月開催。芭蕉が奥の細道須賀川宿で可伸庵に咲いた栗を詠んだ「世の人の見付けぬ花や軒の栗」にちなむ句会。可伸庵とは、芭蕉が須賀川来訪の際逗留した相楽等躬の屋敷の一隅に住んでいた僧・可伸の結んだ庵の名前である。
きうり天王祭は、きうり2本を奉納して1本いただいて帰る須賀川市で開催される奇祭。このきうりを食べると1年間無病息災という。桔棒は2017年からこの祭礼の当日(7月14日)、きうり天王祭句会を開いている。
須賀川地方に主たる活動拠点を置く桔樺吟社が、当地方の伝統行事である「きうり天王祭」を冠した句会を開催することにより、当該行事を側面から支援するとともに、当地方の俳句の隆昌を図っている。
初冬の夜空を焦がす大松明。400年以上の伝統を誇る火祭を詠む俳句会。「松明あかし」は平成30年、初冬の季語として歳時記(角川書店)に採用された。例年11月の第2土曜日開催される。
2020年1月以降は新型コロナウィルス感染対策のため、開催を控えていましたが,2023年3月から再開の運びとなった。
2024年のテーマは【栁沼破籠子没後85年の牡丹園を詠む】
毎月第1木曜日吟社の先人のホームグランドである牡丹園を吟行する。
小学生~成人・熟年を対象に、児童館・小学校・公民館などに出向いて俳句教室を実施しております。
俳句の楽しさを伝え、俳句の普及に尽力しております。