2020年度牡丹焚火俳句大会


2020年は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、11月21日(土)当日は牡丹焚火の供養祭と鑑賞、そして投句のみが行われた。供養祭は、橋本克也須賀川市長と森川光郎桔槹代表の挨拶に始まり、牡丹園保勝会の栁沼会長も含めて恒例の火入れ式が行われた。

当日の参加者は、桔槹関係者30名余のほか、東京・埼玉・栃木など県外からも来場し、合せて70人近くが、燃え上がる朱色の焔としだいに燠となって青紫に移ろいゆく焚火の色の変化を堪能した。例年だと句会が後に控えているため、消えるところまでは見ない人が多いが、コロナ禍のおかげで消える寸前の牡丹焚火の美しさを初めて知ったという感動の声も上がっていた。

俳句大会は、葉書での応募も受け付け、締め切りは11月25日までとされた。審査は、予定していた恩田侑布子氏(樸俳句会代表)のほか、森川光郎桔槹代表、高久田みのる、江藤文子、金子秀子、永瀬十悟の各氏を選者として実施された。